動物検疫とマイクロチップ
随分と前になりますが、某国駐在員(日本人)の奥様が日本へ帰国の際、その国で飼い始めた犬を日本へ連れて帰るのに、四苦八苦している様子のブログを目にしました。
私はなんとなくですが、このブログの事が忘れられずにいます。
そして今私は海外へ移住し、来月で1年が経とうとしています(2か月ちょっと日本へ一時帰国したので、実質は8か月ちょっと)。
今私は、子供もいないので家事も適当、お気楽な引きこもり専業主婦で猫姉妹と遊び暮らしているので、非常に忙しい主婦の方から見れば夢のような暮らし(経済状態がよければ本当に夢のような暮らしなんですけどね)をしています←よく妹に言われる・・・
子育て・お仕事に奮闘しているすべての主婦の皆様、本当にすみません
そんな私でも、やはり不安にさいなまれる事があります・・・
裏を返せば、無職で経済能力が無く、他国で自力生活をするほどの言語能力や自活できる特異な才能も無く、まだ移住して1年未満で引きこもり生活のため、バリ島では右も左もわからないと言う事です。要は赤子同然(体は老いてるのに)ということです。
いつまでもこのままでは先がどうなるやらという感じですが、この国ではいろいろな制約があり、日本のようにスピード解決や進展ができないので、外国から配偶者を日本に連れて来て(かつてのK兄の様に)生活をするのとは、条件がかなり違います。
そうです。今のこの状態でK兄に万一のことがあれば、どんなにバリ島で生活をしたくても、私は生きていくために日本へ帰国せざるを得ないでしょう。
また、この先、戦争や災害等でやむを得なく帰国する可能性も0%ではありません。
なぜにこんな後ろ向きの話をするかというと・・・昨日のブログで猫姉妹の病院やワクチン等について触れましたが、ウナ・デュイにマイクロチップを装着したのはそのためです。
K兄に万一の事が起こり、私が相変わらず今のような状況の生活でどうにもならず日本へ帰国となった場合、箱入りのウナ・デュイを危険な状況で放置して帰国する事はできませんそんな事をしたら、多分私の精神がおかしくなってしまいます・・・
もし、バリ島で私がどうにもならなくなって、日本に帰国せざるを得ない時は、もちろんウナ・デュイを連れて帰国しようと心に決めています。
本当に一番良いのは、K兄に万一の事が起こっても、バリ島で自活をしてウナ・デュイを育てていく事ですが、それができるかどうかは今のところ自信がありません。本当に日本人同士とか単身でバリ島にお住まいの方やバリ島でお仕事をされている方、尊敬してしまいます。
私は以前読んだ駐在員の奥様のブログで、なんとなくですが(この時ウナ・デュイは当然いません)気になって、日本の動物検疫について調べていたのでした。
犬・猫(ペット)を日本へ輸入する場合(指定地域外編)・・・
という条件が必要です。もっと詳しくガッツリ知りたいという方はこちら→農林水産省HP 動物検疫所
上記の3~4は本当にK兄に万一の事があった場合の時で良いとして、1~2は今からでも対策が打てそうです。
2については、猫を獣医さんに連れて行けば、狂犬病の予防接種はするので大丈夫だとして、問題は1のマイクロチップです。
Sunset Vetに確認をしたところ、マイクロチップを取り扱っているとのこと。しかも動物検疫所が指定している国際標準化機構(ISO)11784/11785に適合するマイクロチップで、しかも30万ルピア(3千円位)!
ものすごく高かったらいずれお金を貯めて・・・と思っていましたが、30万ルピアならば何とか手の届く金額です。少しでも早い方が良いと思い、1回目の狂犬病予防接種の前に装着をお願いしました(マイクロチップ装着後2回の狂犬病予防接種が条件なので)!
マイクロチップは個体識別の為の手段ですが、本来は迷子、災害、盗難、事故等にあった犬・猫の発見や保護をして、飼い主の許へ帰すという目的があります。
しかし、インドネシアではまだマイクロチップ自体の対応をしていないので、仮にマイクロチップを装着しても迷子猫を保護して帰してくれるということはできません←そりゃそうだろうなぁ・・・この辺りはSunset Vetの獣医さんからも最初に注意がありました。
また、日本の検疫で証明書を書く際には「不活化ワクチンによる狂犬病予防注射(注射年月日、接種獣医師の住所 ・氏名、有効免疫期間、製品名、製造会社、製造番号)」の記載が必要です。
昨日のブログでSunset Vetの手帳を紹介し、(接種したワクチンのラベルや獣医師の名前・サイン欄もあります←重要)と記載したのはこの事です。
さて、ウナ・デュイが生後4か月位になり、いざマイクロチップをいれようとなった時、私は日本へ一時帰国をしていました。なので、マイクロチップの予約をしてSunset Vetへ行った時は、K兄が一人で猫姉妹を連れて行きました。
その際に獣医さんから「なんでマイクロチップを入れるの?」と聞かれ、←なぜバリ人が???と思ったのでしょう(笑)K兄は「奥さんが日本人だから」と答えたそうです。
すると、獣医さんは「いつ帰国ですか!?」と相当慌てて「他にもやらなくてはならない事がありますよ!!!」と言ってきたそうです。K兄が「帰国の予定は無く、念のためマイクロチップを入れるんです」と言ったら、獣医さんはかなりホッとしたらしいです。
きっと自国へ帰国することになって、慌ててマイクロチップをお願いする人が多いんだろうな・・・と思いました。
ウナ・デュイのマイクロチップとSunset Vetの手帳は私にとってのお守りです
本当はこんな事考えずに、毎日充実した生活を送りたいと心から思っています!!!
掛け布団がウナ・デュイの追っかけっこ&かくれんぼで相当ずれていたので、直そうとしたら・・・
私はなんとなくですが、このブログの事が忘れられずにいます。
そして今私は海外へ移住し、来月で1年が経とうとしています(2か月ちょっと日本へ一時帰国したので、実質は8か月ちょっと)。
今私は、子供もいないので家事も適当、お気楽な引きこもり専業主婦で猫姉妹と遊び暮らしているので、非常に忙しい主婦の方から見れば夢のような暮らし(経済状態がよければ本当に夢のような暮らしなんですけどね)をしています←よく妹に言われる・・・
子育て・お仕事に奮闘しているすべての主婦の皆様、本当にすみません
そんな私でも、やはり不安にさいなまれる事があります・・・
裏を返せば、無職で経済能力が無く、他国で自力生活をするほどの言語能力や自活できる特異な才能も無く、まだ移住して1年未満で引きこもり生活のため、バリ島では右も左もわからないと言う事です。要は赤子同然(体は老いてるのに)ということです。
いつまでもこのままでは先がどうなるやらという感じですが、この国ではいろいろな制約があり、日本のようにスピード解決や進展ができないので、外国から配偶者を日本に連れて来て(かつてのK兄の様に)生活をするのとは、条件がかなり違います。
そうです。今のこの状態でK兄に万一のことがあれば、どんなにバリ島で生活をしたくても、私は生きていくために日本へ帰国せざるを得ないでしょう。
また、この先、戦争や災害等でやむを得なく帰国する可能性も0%ではありません。
なぜにこんな後ろ向きの話をするかというと・・・昨日のブログで猫姉妹の病院やワクチン等について触れましたが、ウナ・デュイにマイクロチップを装着したのはそのためです。
K兄に万一の事が起こり、私が相変わらず今のような状況の生活でどうにもならず日本へ帰国となった場合、箱入りのウナ・デュイを危険な状況で放置して帰国する事はできませんそんな事をしたら、多分私の精神がおかしくなってしまいます・・・
もし、バリ島で私がどうにもならなくなって、日本に帰国せざるを得ない時は、もちろんウナ・デュイを連れて帰国しようと心に決めています。
本当に一番良いのは、K兄に万一の事が起こっても、バリ島で自活をしてウナ・デュイを育てていく事ですが、それができるかどうかは今のところ自信がありません。本当に日本人同士とか単身でバリ島にお住まいの方やバリ島でお仕事をされている方、尊敬してしまいます。
私は以前読んだ駐在員の奥様のブログで、なんとなくですが(この時ウナ・デュイは当然いません)気になって、日本の動物検疫について調べていたのでした。
犬・猫(ペット)を日本へ輸入する場合(指定地域外編)・・・
1 .マイクロチップによる個体識別
2 .1のあと、2回以上の狂犬病の予防注射
3 .2のあと、狂犬病の抗体価の確認
4 .3のあと、180日間の輸出(帰国)待機を行ったこと
5 .狂犬病及びレプトスピラ病(犬のみ)にかかっていないか又はかかっている疑いがないこと
という条件が必要です。もっと詳しくガッツリ知りたいという方はこちら→農林水産省HP 動物検疫所
上記の3~4は本当にK兄に万一の事があった場合の時で良いとして、1~2は今からでも対策が打てそうです。
2については、猫を獣医さんに連れて行けば、狂犬病の予防接種はするので大丈夫だとして、問題は1のマイクロチップです。
Sunset Vetに確認をしたところ、マイクロチップを取り扱っているとのこと。しかも動物検疫所が指定している国際標準化機構(ISO)11784/11785に適合するマイクロチップで、しかも30万ルピア(3千円位)!
ものすごく高かったらいずれお金を貯めて・・・と思っていましたが、30万ルピアならば何とか手の届く金額です。少しでも早い方が良いと思い、1回目の狂犬病予防接種の前に装着をお願いしました(マイクロチップ装着後2回の狂犬病予防接種が条件なので)!
マイクロチップは個体識別の為の手段ですが、本来は迷子、災害、盗難、事故等にあった犬・猫の発見や保護をして、飼い主の許へ帰すという目的があります。
しかし、インドネシアではまだマイクロチップ自体の対応をしていないので、仮にマイクロチップを装着しても迷子猫を保護して帰してくれるということはできません←そりゃそうだろうなぁ・・・この辺りはSunset Vetの獣医さんからも最初に注意がありました。
また、日本の検疫で証明書を書く際には「不活化ワクチンによる狂犬病予防注射(注射年月日、接種獣医師の住所 ・氏名、有効免疫期間、製品名、製造会社、製造番号)」の記載が必要です。
昨日のブログでSunset Vetの手帳を紹介し、(接種したワクチンのラベルや獣医師の名前・サイン欄もあります←重要)と記載したのはこの事です。
さて、ウナ・デュイが生後4か月位になり、いざマイクロチップをいれようとなった時、私は日本へ一時帰国をしていました。なので、マイクロチップの予約をしてSunset Vetへ行った時は、K兄が一人で猫姉妹を連れて行きました。
その際に獣医さんから「なんでマイクロチップを入れるの?」と聞かれ、←なぜバリ人が???と思ったのでしょう(笑)K兄は「奥さんが日本人だから」と答えたそうです。
すると、獣医さんは「いつ帰国ですか!?」と相当慌てて「他にもやらなくてはならない事がありますよ!!!」と言ってきたそうです。K兄が「帰国の予定は無く、念のためマイクロチップを入れるんです」と言ったら、獣医さんはかなりホッとしたらしいです。
きっと自国へ帰国することになって、慌ててマイクロチップをお願いする人が多いんだろうな・・・と思いました。
ウナ・デュイのマイクロチップとSunset Vetの手帳は私にとってのお守りです
本当はこんな事考えずに、毎日充実した生活を送りたいと心から思っています!!!
掛け布団がウナ・デュイの追っかけっこ&かくれんぼで相当ずれていたので、直そうとしたら・・・
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