3人の男たち・・・結婚と離婚とその未来(2)

今回からは、バリ島でほぼその日暮らしをしていたインドネシア人のK兄と友人のA男・B男、3人の男たちについて、彼らそれぞれの国際結婚事例を比較しつつ、A男・B男の離婚について書いていきたいと思います。

まずは代表例として、K兄から・・・

日本へ来たK兄は私との結婚後、私の家族と住むことになりました。

とは言っても、私はとうの昔に父を亡くしており、その時はまだ存命だった母もパート勤務、妹・弟もアルバイト生活というような状態でしたので、経済的に恵まれた環境ではありません。

一軒家を借りてはいましたが、家賃と共有する物のみを月々割り勘で支払い、食事や飲み物、生活用品などは自前で用意するという感じでした。簡単に言うと家族でルームシェアをしている状態です。

妹の旦那も一緒に生活をしていましたが当時はまだ学生でした。妹からは私が結婚をして家を出てしまうと1人当たりの負担金額が大きくなるので、結婚をしてもしばらくは家にいて欲しいと懇願されました。K兄が加われば、家族1人当たりの負担額が減ります。

なので、私達は結婚後もその家で4年程家族と一緒に住んでいました。K兄もこんな私の家族に不満を言わずに付き合ってくれました。

家賃での出費はすごく抑える事ができましたが、私が支払う家賃や共益費はK兄分が入るので2倍になります。ついでに食費などの自己負担額もK兄分が入るので2倍になりました。

日本に来たばかりのK兄のお給料は、手取りで10万円弱・・・とてもK兄の収入だけでは生きていけません。当時私はWワークをしてなんとか凌いでいました。

その後K兄も読み書きができない漢字、バリ島では触れた事すら無いようなワインや料理の事、日本でのマナーなどを勉強し、仕事に必要なことを徐々に克服していきました。

簡単に書いてはいますが、日本語や英語が話せても、日本語の読み書きについてはかなりの努力が必要不可欠な部分です。

仕事に必要な知識や情報も、日本では日本語を読むことが出来なければ仕事に活かす事はできず、仕事自体が成り立たなくなってしまいます。

この辺については「良く頑張ったね!」と褒めてあげたい部分でもあります。

日本では最初から最後までずっと飲食店で仕事をしていましたが、仕事を頑張ったおかげでレストラン関係者からスカウトや紹介等をして頂き、数回の転職を経て最終的には銀座3丁目のレストランで働くようになりました。

インドネシア人という人種の違いはあっても、頑張っている人をちゃんと見てくれる日本人の存在がとても支えになりましたし、本当にありがたかったです。

銀座のど真ん中にお店を出しているようなところは、飲食店でも母体がしっかりとした企業の場合がほとんどです。社員(最終的には本人の希望で契約社員でしたが)にもなり、お給料も同年代の日本人男性と同じ位の金額が支給されていました。

妹の旦那も学校を卒業し無事日本で就職もできて生活が安定したので、妹と結婚をしました。母が亡くなった事もあり、それからの私達は共同生活をやめて、各々別の住まいで暮らしていました。

K兄が日本へ来て数年後、私達はバリ島のジンバランに今住んでいる土地付きの家を購入しました。私も仕事をしていたので、その後も日本での生活において困窮をすることはありませんでした。

そして結婚をしてから日本に13年住むことになりましたが、K兄はバリ島に戻るという選択をしました。

バリ島では一般企業の会社員として働いていますが、今の会社に就職が出来たのも、業界こそ違いますが日本で仕事を長期間していた経験があったからです。

端的に申しますと、私達の国際結婚事例は親などからの経済的支援は一切なく、結婚相手である日本人(シロブチ)も経済的に裕福ではなく、インドネシア人側は日本で仕事をして自力でお金を稼いでバリ島に土地付きの家を購入しました。また、日本での経験があったからこそ、バリ島に戻ってきても仕事を何とか見つける事ができました。

ジャパニーズドリーム的な事は特に無く、地味で面白味には欠けますが、本人がコツコツと日本で努力をして母国に帰ってきたパターンになります。

土地や家、お金といった物質的な面だけではなく、日本に行ったからこそ手に入れる事ができた知識や経験もあります。

逆にお金という部分では、日本へ行ったとしてもそう易々と手に入る物では無いことは、日本にお住いの皆様の方がご理解いただけると思っております・・・(T_T)

バリ島に帰る帰らないは別にして、細かい差や違いはあれど、私達の場合はインドネシア人が日本人と国際結婚をして、日本へ行った場合に一番よくある一般的なパターンなのではないかと思います。

私が恥を忍んで敢えて私達の国際結婚について触れたのは、結婚相手の国が経済的に日本よりも劣っていたとしても、お金目当ての結婚詐欺のような国際結婚というパターンは少ない(でも決して無い訳ではありませんが・・・)と思います。

私や私の妹も含め私の周りで国際結婚をした人たちは、私の知る限り自力で日本人と変わらぬ普通の生活をしているパターンが実際には1番多い例だということを、日本の皆様に知って欲しいと考えたからです。

いくら国同士で経済格差があったとしても、日本人と結婚をして日本へ行ったとしても、今の日本でサクセスストーリーが待っているなんてことはそうそうありません。

そしてK兄の国際結婚事例は余りにも普通(中のなかの中)なので、これから書く他2人の男たちの結婚・離婚例と比較対象になり易いからということもあり、私とK兄の事を最初に書いてみました。

前回にも触れましたが、A男・B男の離婚のきっかけは日本人である妻側に問題がありました。しかしその内容は国際結婚ゆえに理不尽な内容も含まれるので、考えさせられる部分があるかと思います。

次回はB男の結婚と離婚について、いよいよ書いて行こうかと思いますが、B男の場合は数少ないジャパニーズドリームを手に入れたパターンです。そして離婚によって多くの大切なものを失ってしまいました・・・

日本人とインドネシア人の国際結婚について、日本人の多くは表向きには結婚を祝福していたとしても、結婚相手のインドネシア人がお金持ちではない限り、実際のところ「インドネシア人に騙されているのでは・・・?」とまずは考えてしまうところが本音だと思います。

また、インドネシア人と日本人の国際結婚について、インドネシア人側はお金目的で良い生活(=日本に住みたい!)がしたくて日本人と結婚し、日本に住んでいるのではないか・・・・と悪意はなくてもつい思ってしまうのではないでしょうか?

これらの考え方について、私は否定も肯定もしませんし、良い悪いも判断ができません。私もインドネシア人と結婚をしていなければ、そう考えていたかもしれないからです。

むしろそのように考えてしまうのも仕方の無いことだと考えています。今の日本とインドネシアでは余りにも経済格差が大きすぎるからです。

でも結婚をして日本へ行ったインドネシア人の多くは、インドネシア人側が日本へ行くことを熱望したというよりも、日本人配偶者側の希望でインドネシアではなく、日本で生活する事を選択した場合が多いと思います。

これから書くA男・B男も、配偶者側の親御さんの要望で日本に住むことになりました。かわいい娘をバリ島なんかで生活をさせて苦労をさせたくなかったのだと思います。

そして・・・A男、B男のこれから書く話をご覧いただき「この様な生き方をしているインドネシア人が日本に居るんだ!」と思っていただけると嬉しいです。

また「インドネシア人って努力とか辛いことはやらないでしょ?」というイメージもあるかと思いますので「日本に住んでいるインドネシア人は頑張っているぞ~ 」というところが、ほんのちょっとでも良いのでお伝えできればと考えています(。>ω<。)ノ

ところで、今このブログを書いていてふと思いました・・・私とK兄の結婚事例の話・・・やっぱりいらなかったよなぁ~A男・B男の話をさっさと書けば良かった~Σ(´Д`*)

でも、もう書いちゃったのでこのまま載せてしまいます・・・スミマセン



デュイ「ちょっとお姉さん!」
ウナ「何よ!」

151026_2.jpg

デュイ「私も前に出て写真に写りたいわ!」
ウナ「イラッ!」

151026_1.jpg

デュイ「入れてよ~」ぐいぐい・・・
ウナ「嫌よ!あなたが入ると狭いんだもの!」イラッ!

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結局デュイは入れてもらえませんでした~←というかすべて妄想です

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こんにちは!

最近、国際結婚をしたインドネシア人男性からこの手の相談を受けていたので、かなりタイムリーな話題です。
国際結婚をした場合、どちらかが必ず相手国(外国)で暮らすことになるので、その場合母国に暮らす側からのサポートが不可欠だと思います。
私自身、夫の支えと愛情(笑)がなかったらバリでずっと暮らしていくのは難しいと思っています。
シロブチさんご夫妻の日本での生活は、旦那様の努力はもちろんのこと、奥様の支えと愛情があってのものだと思います。
そのどちらかが欠けて、結果離婚・・・というカップルも多いですよね。
国際結婚は難しいですね。

Re: こんにちは!

> lotusya さん
こんばんは!コメントありがとうございます!

偶然にもタイムリーな話題だったみたいで、何よりです~(^o^)丿

> 国際結婚をした場合、どちらかが必ず相手国(外国)で暮らすことになるので、その場合母国に暮らす側からのサポートが不可欠だと思います。

本当におっしゃる通りだと思います!私もバリ島に住むこととなった今では、K兄におんぶに抱っこ状態です(笑)

K兄の友人の離婚はまさしく奥様の支えと愛情を失ってしまっての離婚でした。
日本人同士の夫婦で日本に住んでいるのなら、愛情を失ってしまっていたとしても、なんとなくやって行ける場合もあるかと思いますが、国際結婚の場合は難しいですよね・・・
私も国際結婚をしたがために、本来ならしなくて良かったはずの苦労を日本でもバリ島でもすることになってしまいました(笑)
「なぜ、外国人と結婚なんかしてしまったのだろう」と何回も自分に問いただしたこともあります!もう今更どうしようも無いですけどね・・・(笑)
プロフィール

シロブチ

Author:シロブチ


2014年9月にバリ島へ移住をしてきました。
現在は夫、猫の姉妹と共に暮らしています。
バリ島への移住についてや猫との暮らし、日々の事などを書いていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします!


una&dwi(ウナ&デュイ)




ウナ:白 ♀
デュイ:白黒牛柄 ♀

2014年12月に同じお母さん猫から生まれた正真正銘の猫姉妹(似ていないけれど笑)です。
ノラ猫一家の里親募集がきっかけでうちの子のなりました(^∇^)ノ

その時のブログはコチラです→昨年の今日、うちにやってきました!


  
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